この記事ではGoogleドキュメントにchatGPTを導入して、記事を10秒で作成する方法を紹介します。この記事を読む事で誰でも簡単に半自動で記事を作成する事が可能になります。
非常に便利な機能になりますので、ぜひ活用してみて下さい。
もちろん、この記事は全て無料で公開していますのでご安心下さい。またこの記事が良かったらシェアして頂けると嬉しいです。
スプレッドシート版は以下。
今回紹介する方法で出来た記事原稿
今回、紹介する方法で完成した記事原稿は以下です。
私は「コーヒーの作り方」としか入力していません。そして約1分で完成しました。
そんな魔法なような仕組みを作成します。
chatGPTで用意するもの
chatGPTのアカウントは作成済みの前提で書いていきます。
まずchatGPTで用意するものはAPIキーになります。以下の手順で取得して下さい。
①chatGPTにbeta版ページにアクセス
②右上のPersonalをクリック
③ View API keysをクリック
④Create new secret keyをクリック
⑤APIキーをコピーして保管
※注意点 APIは初めの3か月の無料期間になります。 3か月後に継続して利用する場合はSetup paymentページで申請する必要があります。
Googleドキュメントで用意するもの
Googleドキュメント側では、Google App Script(GAS)のプログラムを用意します。
プログラミング言語を利用しますが、コピペ用のコードの用意があるので以下の手順通りに進めて下さい。
①拡張機能 > App Script をクリック
②デフォルトのコードを全て削除
③以下のコードをコピペ
④15行目付近の「ここにAPIキーを入れる」の箇所にAPIキーを入れる
コードは以下になります。
// メニューの名前
function onOpen() {
DocumentApp.getUi().createMenu("GPT3 MAGIC")
.addItem("Generate Ideas", "generateIdeas")
.addItem("Generate Paragraph", "generateParagraph")
.addItem("Generate Image", "generateImage")
.addToUi();
}
// ****メニューの名前はここまで****
// APIなど設定
var apiKey = "ここにAPIキーを入れる";
var model = "text-davinci-003"
// ****設定はここまで****
// メニューのプログラム設定1
function generateIdeas() {
var doc = DocumentApp.getActiveDocument()
var selectedText = doc.getSelection().getRangeElements()[0].getElement().asText().getText()
var body = doc.getBody()
var prompt = "記事のアイデアを5つ出してください。" + selectedText;
temperature= 0
maxTokens = 2060
const requestBody = {
"model": model,
"prompt": prompt,
"temperature": temperature,
"max_tokens": maxTokens,
};
const requestOptions = {
"method": "POST",
"headers": {
"Content-Type": "application/json",
"Authorization": "Bearer "+apiKey
},
"payload": JSON.stringify(requestBody)
}
const response = UrlFetchApp.fetch("https://api.openai.com/v1/completions", requestOptions);
var responseText = response.getContentText();
var json = JSON.parse(responseText);
Logger.log(json['choices'][0]['text'])
para = body.appendParagraph(json['choices'][0]['text'])
}
// ****メニューのプログラム設定1終わり****
// メニューのプログラム設定2
function generateParagraph() {
var doc = DocumentApp.getActiveDocument()
var selectedText = doc.getSelection().getRangeElements()[0].getElement().asText().getText()
var body = doc.getBody()
var prompt = "記事を詳しく書いてください。" + selectedText;
temperature= 0
maxTokens = 2060
const requestBody = {
"model": model,
"prompt": prompt,
"temperature": temperature,
"max_tokens": maxTokens,
};
const requestOptions = {
"method": "POST",
"headers": {
"Content-Type": "application/json",
"Authorization": "Bearer "+apiKey
},
"payload": JSON.stringify(requestBody)
}
const response = UrlFetchApp.fetch("https://api.openai.com/v1/completions", requestOptions);
var responseText = response.getContentText();
var json = JSON.parse(responseText);
Logger.log(json['choices'][0]['text'])
para = body.appendParagraph(json['choices'][0]['text'])
}
// ****メニューのプログラム設定2終わり****
// メニューのプログラム設定3(画像)
function generateImage() {
var doc = DocumentApp.getActiveDocument()
var selectedText = doc.getSelection().getRangeElements()[0].getElement().asText().getText()
var body = doc.getBody()
temperature= 0
maxTokens = 2000
var prompt2 = "Generate images for " + selectedText;
const requestBody2 = {
"prompt": prompt2,
"n": 1,
"size": "512x512"
};
const requestOptions2 = {
"method": "POST",
"headers": {
"Content-Type": "application/json",
"Authorization": "Bearer "+apiKey
},
"payload": JSON.stringify(requestBody2)
}
const response2 = UrlFetchApp.fetch("https://api.openai.com/v1/images/generations", requestOptions2);
var responseText = response2.getContentText();
var json = JSON.parse(responseText);
var url1=json['data'][0]['url']
body.appendImage(UrlFetchApp.fetch(url1).getBlob());
}
// ****メニューのプログラム設定3(画像)終わり****
※「””」ダブルクオーテーションの中にAPIキーを入れる。
カスタムする場合はJava Scriptの理解は必須です。
Java Scriptを理解したい人は、AmazonのGoogle App Scriptの本やSkillHacks(スキルハックス)のようなプログラミング教材で勉強して下さい。
システムの設定内容
上記まで終わったらGoogle App Script(GAS)で設定をしていきます。手順は以下です。
①「実行」をクリック
②「権限を確認」をクリック
③「詳細」をクリック
④「安全ではないページに移動」をクリック
⑤「許可」をクリック
最後に、再度「実行」をクリックして下さい。以下のように「実行完了」となれば設定は完了です。
これで設定は完了です。
半自動で記事を作成する方法
最後に、実際に記事原稿を作成する流れを解説します。
まず初めに記事タイトルを手入力します。次に記事タイトルを選択して「Generate ideas」をクリックします。
すると以下のように見出しが5つ生成されます。
続いては、上記で生成された見出しを全て選択して「Generate Paragraph」をクリックして下さい。
すると書く見出し毎に文章が生成されます。(30秒くらいかかります。)
最後に、「Generate image」では画像の生成が可能です。
※この部分に関しては英語の方が綺麗に出ます。
以上が記事作成の流れです。
動画で解説
以下の動画は私のAI&WEB専用のYouTubeチャンネルです。同じ内容ですが、動画でも解説していますので、役に立ったと思いましたらチャンネル登録お願いします。(他にもAI系の動画を出しています。)
以上が「chatGPTをドキュメントに導入して記事を1分で作成する方法」でした。
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