今回はAIを駆使して数分でそれっぽい動画を半自動で作成する方法を紹介します。
この記事を読むことで、誰でも簡単にそれっぽい動画を作成出来て、実際に稼ぐ方法も理解出来ます。
非常に簡単なので参考にしてみてください。
動画を作成するために使用するAIツール
今回使用するAIツールは以下の3つになります。
- chatGPT・・・テキストAI
- Pictory ai・・・動画作成AI
- Murf ai・・・ナレーション音声AI
各サービスを利用して組み合わせる事で簡単にそれっぽい動画が出来る予定です。
動画を作成する手順
AIで動画を作成する手順は以下になります。
- chatGPTで原稿の要約文を作成
- Pictory aiでざっくり動画を作成
- Murf aiでシーン毎のナレーションを作成
- ナレーションを動画に入れ込む
それぞれ解説します。
chatGPTで原稿の要約文を作成
動画作成する際には、はじめに構成を用意する必要があります。その作業をchatGPTに任せましょう。
例えば、適当なニュース記事を抜粋してきた原稿を用意して、chatGPTに「以下の文章を要約して」と送ると、要約されたそれっぽい文章が出来ます。それを動画の構成として使います。
※要約しただけの文章だとオリジナリティが無いので、一言でも良いので手は加えた方が無難です。
実際にあるニュースを要約して5分程度手直しした文章が以下です。
アルファベット(Googleの親会社)は、2023年1月の決算報告からAI(人工知能)事業を明確に記載すると発表した。以前は「その他」の項目にまとめていたものを変更することによって、アルファベットがAI事業を強化することを示しているようだ。具体的には、子会社のDeepMindを記載することになっている。この変更により、アルファベットがAI分野にどのように投資しているかがわかるようになる。現在、大手IT企業が収益が減り成長力が衰えている中で、AIは新たなビジネスの機会として注目されている。マイクロソフトもOpenAIへの出資を行うなど、各社がAI分野に注力している。
Pictoryaiでざっくり動画を作成
動画の構成が出来たら、それを動画化します。
その時に使用するツールがPictory aiと言われるText to Videoのツールです。
このツールでは、テキストを入力しただけでそれっぽい動画が出来るツールです。
Pictory aiで動画を作成する方法は、以下のScript to Videoの場所で可能です。テキスト入力してテンプレートを選べば自動で1シーン出来上がります。
しかし1文があまりに長いと、文章量が多く見づらい設計になるので、文章を分割して、複数シーンを作成したいところです。
なので今回は以下の6個の文章に分けて6シーンを作る想定で解説します。
アルファベット(Googleの親会社)は、2023年1月の決算報告からAI(人工知能)事業を明確に記載すると発表した。
以前は「その他」の項目にまとめていたものを変更することによって、アルファベットがAI事業を強化することを示しているようだ。
具体的には、子会社のDeepMindを記載することになっている。
この変更により、アルファベットがAI分野にどのように投資しているかがわかるようになる。
現在、大手IT企業が収益が減り成長力が衰えている中で、AIは新たなビジネスの機会として注目されている。
マイクロソフトもOpenAIへの出資を行うなど、各社がAI分野に注力している。
全ての原稿を入れ込んだ状態が以下です。
原稿を入れ込む事で、自動でそれに適応したイメージビデオが挿入されます。また入力したテキストは自動で動画内のテロップとして反映されます。
細かい設定項目は解説しませんが、これをベースにサービス内で調整をしていきます。
※注意点
- ストーリー上のテキストに改行が無いと、テロップ内にも改行がなくなりはみ出してしまうので調整の必要あり
- ストーリー上の文章が長いと動画からはみ出る場合がある
ナレーションを動画に入れ込む
動画が完成したら最後にナレーションを入れ込みます。
その時のナレーションを作成するツールがMurf aiになります。
以下のようにテキストを入力するだけで、自動的にナレーション音声を作成してくれます。
※日本人音声が有料になります。
Murf aiでナレーション音声を作成したら、MP3ファイルでダウンロードします。そのMP3をPictoryaiに入れ込みます。
Pictoryai側でシーンを選択した状態で、以下の「Upload Voice Over」から挿入が可能です。
AI動画で稼ぐ方法
AI動画で稼ぐ方法として、真っ先に思い浮かぶのはショート動画の連投です。
2023年2月からYouTubeのショート動画でも収益化が可能になりました。その条件はチャンネル登録者1000人+ショート動画で1000万再生です。
本記事で紹介した工程で動画を作成するとなると作業時間は約10分程度。1日3時間作業すれば18本の動画が完成します。
単純計算ですが、1日18本の動画を上げ続けて、平均500回再生されれば1111日後には収益化は可能です。その中でバズった動画が数個でも出れば早くに収益化が可能でしょう。
ちなみに検索に依存しないショート動画のアルゴリズム的には可能な範囲だと思います。
また近日中にTwitterの収益化も始まる予定なのでTwitter投稿を動画投稿のみに統一するなどして運用すれば収益化の道筋が見えてきそうです。それとInstagramやTikTokなんかも工夫次第では可能かも知れません。