X(旧Twitter)のAI機能「Grok」がバージョン2にアップデートされ、なんと画像生成機能が追加されました!この記事では、Xプレミアムユーザー限定のこの新機能について、分かりやすく解説&検証していきます。
この記事でわかること
- XのAI機能「Grok」バージョン2の概要
- Grokの画像生成機能の使い方
- 生成された画像のクオリティ
- Grokと話題の画像生成AI「FLUX 1」の関係
- Xプレミアムプランの料金
XのAI機能「Grok」とは?
Grokは、Xの有料サブスクリプションサービス「Xプレミアム」に加入しているユーザーのみが利用できるAIチャットボットです。バージョン1は性能面で物足りなさがありましたが、バージョン2では大幅な進化を遂げ、画像生成機能が追加されたことで大きな注目を集めています。
Grok2の進化ポイント
- チャット、コーディング、推論能力が向上
- 高速な処理が可能な「Grok Mini」モード搭載
- ベンチマークでClaude 3.5、Sonnet、GPT-4 Turboを上回る性能を記録(一部タスク)
- 画像生成機能の追加!(Xプレミアム&プレミアムプラスユーザー限定)
Grokの画像生成機能を使ってみよう!
使い方はとても簡単です。Xプレミアムユーザーであれば、Grokを開いてプロンプトを入力するだけで画像を生成できます。日本語にも対応しています。
実際に生成した画像例
例1:犬の画像
プロンプト:「犬の画像を生成して」
例2:空飛ぶ猫の画像
プロンプト:「Generate an image of a flying cat」
Grokの画像生成機能は「FLUX 1」ベース?
Grokの画像生成機能は、話題の画像生成AI「FLUX 1」をベースに開発されているとのこと。そのスピード感とクオリティ、そしてXプレミアムユーザー全員が利用できることを考えると、オープンソースで公開されている「FLUX 1」のSchnellモデルが使われている可能性が高いです。
Xで生成した画像を共有する方法
Grokで生成した画像は、X上で共有することができます。ただし、画像を直接表示させるには、一度ダウンロードしてからアップロードする必要があります。
Xプレミアムプランの料金
Xプレミアムプランの料金は、月額1,960円です。画像生成機能以外にも、以下のような特典があります。
- ツイート文字数制限の緩和
- 収益化機能
- アナリティクス機能
- ブックマーク管理機能
- 青いチェックマーク
など
まとめ
XのAI機能「Grok」バージョン2で追加された画像生成機能は、ミッドジャーニーに匹敵するクオリティの画像を生成できることが分かりました。Xプレミアムユーザーであれば、手軽に高品質な画像を生成して楽しむことができます。Xをメインに運用している方にとっては、非常に魅力的な機能と言えるでしょう。
- Grokの画像生成機能はまだベータ版です。今後、さらなるアップデートが期待されます。
- FLUXについては、以下の記事で詳しく解説しています。