話題のAIチャットボットChatGPTに、最新版の言語モデル「GPT-4o」が搭載されましたね!
無料版でもGPT-4oが使えるようになったけど、有料版のChatGPT Plusとの違いがイマイチわからない…という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、GPT-4oの無料版と有料版の違いについて、わかりやすく解説していきます。
GPT-4o無料版でできること
無料版では、GPT-4oの基本的な機能は利用できます。
- 最新モデルGPT-4oの利用(回数制限あり):無料版でもGPT-4oの性能を体験できます。ただし、後述する回数制限があります。
- ファイルアップロード:PDFやExcelなどのファイルをChatGPTにアップロードし、内容を要約してもらったり、分析を依頼したりできます。
- ビジョン機能:画像ファイルをアップロードすると、ChatGPTが画像の内容を認識し、説明や分析、文字起こしなどを行ってくれます。
- ブラウジング機能:Webブラウジング機能により、ChatGPTがWeb上の最新情報を参照して回答を生成します。
- コードインタープリター機能:プログラミングコードを解釈し、実行結果を表示するなど、プログラミングに特化した機能です。
これらの機能は、有料版のGPT-4oとほぼ同じです。
ただし、無料版GPT-4oには回数制限があります。
現在、3時間に10回程度のチャットしか利用できません。つまり、10回のメッセージのやり取りをしたら3時間待つ必要があるということです。
これらに加えてGPTストア(ChatGPT Plusユーザーが作成したカスタムGPT)を利用できます。
GPT-4o有料版(ChatGPT Plus)でできること
有料版のChatGPT Plusでは、無料版で利用できる機能に加えて、以下のメリットがあります。
- GPT-4oの利用回数が多い:無料版の5倍程度のアクセスが可能と言われています。
- 標準モデルGPT-4が利用可能:現時点では回数制限なく利用できます。
- 画像生成機能:テキストから画像を生成することができます。
- GPTストア:ChatGPT Plusユーザーが作成したカスタムGPTを利用できます。
- カスタムGPTの作成:自分だけのオリジナルChatGPTを作成し、GPTストアで公開することができます。
ChatGPT Plusに入る価値はあるのか?
無料版でもGPT-4oの多くの機能が使えるので、ChatGPT Plusに入る必要があるのか迷う方もいるかもしれません。
結論から言うと、GPT-4oを頻繁に利用する方や、より高度な機能を求める方にはChatGPT Plusに入る価値は十分にあります!
特に、以下の3つのポイントが大きな違いと言えるでしょう。
- 標準モデルGPT-4の利用
- 画像生成機能
- カスタムGPTの作成
GPT-4は、GPT-4oよりもさらに高度な言語モデルです。現時点では有料版のみで利用可能で、高度な文章生成や分析が可能です。
画像生成機能は、アイキャッチ画像やプレゼン資料の作成など、様々な用途で活用できます。
また、カスタムGPTを作成できる機能は、特定の業務に特化したChatGPTを作りたい場合に非常に便利です。
まとめ|無料版と有料版どっちを選ぶべき?
GPT-4oの無料版と有料版の違いをまとめると、以下のようになります。
機能 | 無料版 | 有料版 |
最新モデルGPT-4oの利用 | 〇(回数制限あり) | 〇(回数制限あり) |
標準モデルGPT-4の利用 | × | 〇 |
画像生成機能 | × | 〇 |
ファイルアップロード機能 | 〇 | 〇 |
ビジョン機能 | 〇 | 〇 |
ブラウジング機能 | 〇 | 〇 |
コードインタープリター機能 | 〇 | 〇 |
GPTストア | 〇(利用のみ) | 〇(利用・作成・公開) |
カスタムGPTの作成 | × | 〇 |
無料版でもGPT-4oの基本的な機能を試すことはできますが、ChatGPTを本格的に活用したい方は、ChatGPT Plusへの加入を検討してみてはいかがでしょうか?
今回の記事が、ChatGPTの無料版と有料版で迷っている方の参考になれば幸いです。