今回はエックスサーバーを使用している方で、FTPの情報がわからない方に向けて、FTPアカウントの作成の仕方とその情報の見方を紹介します。
お名前.com レンタルサーバー や CORESERVER(コアサーバー)などの主要のサーバーサービスのFTP情報は基本的に数回のクリックで作成可能だがエックスサーバーだと『サブFTPアカウント』の作成とありなんだかややこしいと思っている方もいる様です。ただこれはただの誤解でりエックスサーバーでも簡単にFTP情報は分かります。
エックスサーバーのFTP情報の記載場所
エックスサーバーのFTP情報の記載場所は『サーバーパネル』の『FTP』欄にある『サブFTPアカウントの設定』の部分にあります。
この『サブ』がややこしい原因ですね…
『サブFTPアカウントの設定』へ行ったら適当なドメインを選択し『FTPソフト設定』へ行って下さい。そこに下記の様に『初期FTPアカウントの設定内容』とあります。ここが現状のFTP情報です。

ただパスワードが『FTPパスワード(サーバーパスワードと同じ値)』となっています。大抵の方はエックスサーバーの『コントロールパネル』から『サーバーパネル』に入ると思いますので『サーバーパネル』のパスワードを控え忘れている方も少なく無いと思います。
その場合『パスワードを忘れた方』の問い合わせで対応可能な場合もありますが、対応できなかった場合は『サブFTPアカウント』を作りざるを得ないでしょう。
エックスサーバーでサブFTPアカウントの作成
サブFTPアカウントは先ほどの『サブFTPアカウントの設定』で設定します。
そこの欄で『サブFTPアカウントの追加』を選択し、任意のユーザーIDとパスワード、接続先ディレクトリ、容量を選択します。
*情報は保存されないので、必ずどこかにメモで残しておきましょう。
接続先ディレクトリを「/home/サーバID/ドメイン名/public_html」の赤字部分を追加すれば、そのドメイン内にのみ接続できる様になります。
ここで『.xsrv.jp』の初期ドメインに設定し、接続先ディレクトリを空白にすればサーバー全体のFTPに擬似的にアクセスできます。
緊急の対応や、お客様のFTPにアクセスする際に使えるので覚えておきましょう。
サブFTPアカウントは、同一サーバーに複数のドメインを持っている場合に、個々にFTPアカウントを作成でき、リスク回避の用途で使用するのが本来の使い方です。
そのため、指定したドメインのみのFTPを弄りたい場合は『接続先ディレクトリ』を指定すれば良いだけです。
以上が「XサーバーでサブFTPアカウントの作成方法と接続」でした。
最後にFTPをいじる際は色々とリスクがあるので、必ずバックアップをとってから作業する事を心がけましょう。