この記事では、WordPressのtag(タグ)について、最適な付け方と初心者がよくやりがちな大きな間違いについて紹介致します。
今回はWordPressの標準エディタであるGutenberg(グーテンベルク)を使って紹介致します。
タグの追加
WordPressでタグを追加するのは、管理画面左側のメニューの投稿→タグから設定、追加を行います。

名前の部分が実際に表示されるタグの名前です。
スラッグは、そのタグのURLとなる部分です。
説明はあまり意味を成しません。自分のメモ用に使うと便利だと思います。

新着タグの追加のボタンを押せば右側のタグ一覧に表示され完了です。

タグの設定ページでは、タグが付けられているページ数が確認でき、そのタグ一覧ページを表示する事が出来ます。ここでタグの追加や整理などを行なっていきます。
タグの付け方
タグの付け方は、エディタでタイトルを選択した状態で右側にある⚙マークの設定を開くとタグの欄があるので、そこで追加したタグの名前を入力すると付きます。

また何個かタグを付ける場合はEnterを押すかカンマで区切って付けます。上記写真の様にタグっぽく囲われたらOKです。
テストページを見てみるとしっかりタグ1~テスト用タグまで反映しています。

タグの注意点
TwitterやInstagramでもハッシュタグがあるので「タグ」のイメージは理解している人も多いと思います。
ハッシュタグは、それを調べる為に存在します。なのでハッシュタグで一致したものは順位を問わなければ基本的に表示されます。
ただWEB上のタグは若干意味が異なります。
WEB上のタグでは、ネットワークを形成するためにあります。貴方のWordPressサイトで作成したコンテンツをクモの巣(ネットワーク)のように無造作に繋げる役割です。
ここで初心者が良くやりがちな大きな間違いが、ハッシュタグのように新着記事毎に大量の新しいタグを適当に付けてしまう事です。
大量のタグを作ってしまうと、一つ一つのタグのネットワークが1本の糸で支えられている状態になります。そうなると糸は簡単に崩れ落ち、ネットワークの繋がりが無い状態になります。
上記はSEO的な考え方をわかりやすく説明した例です。
Googleのサイトの評価を決める検索ロボットはあらゆるネットワークを伝って貴方のサイトに訪れます。その時にタグやカテゴリーなどの内部リンクを伝って貴方のサイトを回遊しようとします。ただタグのページに行き着いた時にネットワークに切れ目があると検索ロボットは去っていくイメージです。
逆にタグの振り分けが十分に出来ていると、そのネットワークを伝ってサイトを回遊し検索ロボットが長く滞在する可能性が上がります。(カテゴリーも同様です。)
その結果、適切なリンク(タグやカテゴリーなど)があるサイトだと判断されSEO的な評価が上がっていくイメージです。
カテゴリーの付け方に関してはこちら
以上が「WordPressでのタグの付け方&初心者が良く思いがちな勘違い」でした。
結局は、適切なタグ、カテゴリーを付けてユーザーが回遊しやすいサイトを心がけるのが大事だってことです。
あまり欲張りすぎず、タグは1記事に3つ~5つくらいにしてなるべく再利用できるものを使いタグによるネットワーク作っていきましょう。
下記の記事でWordPressの基本的な使い方をまとめています。合わせてどうぞ。