2020年現在では、WordPressの標準エディタがGutenberg(グーテンベルグ)一択になってしまい、クラシックエディタ派の人も強制的にGutenberg(グーテンベルグ)を使わなくてはいけない状態になっています。クラシックエディタに使い慣れているユーザーにとっては細かい事が出来ずやり辛いと思っている方も少なくは無いと思います。
そこで今回は、クラシックエディタでないと嫌だって方へ簡単にクラシックエディタに戻せる方法を紹介します。またGutenberg(グーテンベルグ)でクラシックエディタ同様の使い方も出来るのでその方法も同様に紹介します。
Classic Editor
今回の方法は、WordPressバージョンが2020年以降のものを前提に紹介します。
投稿エディタをクラシックエディタに戻すにはプラグインの「Classic Editor」をインストールするだけで簡単に戻す事ができます。

プラグインをインストール後に有効化を押し、投稿の新規追加を開いてみるとしっかりとクラシックエディタに切り替わっています。

また必要に応じてGutenberg(グーテンベルグ)に戻したい場合はWordPress管理画面左側の設定→投稿設定から簡単に切り替えができます。
Gutenbergで代用
実は、Classic Editorを使わなくてもGutenbergでもテキストエディタの代わりになる「コードエディタ」が存在します。
下記の矢印部分の「⁝」のタブを開き、「コードエディタ」を押せば開けます。(ショートカットキーcommand+option+shift+Mで切り替えられます。)

ここにClassic Editorのテキストエディタ同様にHTMLを直接記述する事ができます。なのでClassic Editorを使いたい理由がテキストエディタがあるからだとしたら、Gutenbergのコードエディタで代用可能な気がします。
またClassic EditorのUIが好きだって人は、Gutenbergのブロックの「クラシックエディタ」から、そのブロックのみ同様のUIで操作可能です。

この場合は各々のブロック内のみなので、全てClassic EditorのUIじゃないと満足出来ないって方はプラグインをインストールするしか無いでしょう。
下記の選択部分は、実際にGutenbergのコードエディタで記述した文書です。

プレビューで見てみるとしっかりと表示されているのが分かります。

ショートカットキーを覚えて、ブロックエディタとうまく組み合わせていけばClassic Editorより使い勝手が良いと思うので、プラグインという大きなデータをインストールしてしまうよりかは、Gutenbergのコードエディタでなんとか粘ってみた方が無駄なリソースが省けて得策かと思います。
以上が「ワードプレスの投稿画面をクラシックエディタに切り替える方法」でした。
最後に、Gutenberg(グーテンベルグ)にも良いところは沢山あり、クラシックエディタにも良いところが沢山あり、とどっちもどっちで、使いたいエディタは人それぞれだと思います。
結局のところは、自分に合ったエディタを使って運用にストレスを感じない事が大事かと思います。