今回は、テキストエディタで有名なVisual Studio Code(通称:vscode)を使用して文章中にある特定の文字列を全てハイライトし一括置換もしくは一括削除するテクニックを紹介します。
原稿やサイト内のテキストのコピペ時にスペースや改行が気になった事はありませんか?もしくは原稿中の英単語を全てカタカナ表記に直さなくてはいけないなんて場面も。それを一個ずつ対応していくのって地味に面倒臭いですよね。
これから紹介するテクニックを覚えれば、それらの一括削除or置換を簡単にする事が出来ます。
テキストエディタを用意
今回使用するものは、HTMLやCSSなどの編集時に使う高性能なテキストエディタです。
今回は、完全無料の「Visual Studio Code」というアプリケーションを使って説明していきます。(下記からダウンロードできます。)
どこでも実行可能な、クラウド開発用の強力かつ軽量なオープンソースの完全無料コードエディターです。
Visual Studio Codeはソースコードエディタである。マイクロソフトにより開発され、Windows、Linux、macOS上で動作する。デバッグ、Gitクライアントの統合、シンタックスハイライト、インテリセンス、スニペット、リファクタリングなどの機能を持つ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Visual_Studio_Code
この高性能なテキストエディタを使用すればこれから紹介する方法で一括置換と削除をする事が可能です。(全てを試した訳では無いが他のテキストエディタでも同じ事が可能かと思います。)
特定ワードの一括削除
①まずはcommand + Fで出てくる検索窓に削除したいキーワードを入力します。

②次にcommand + option + Fでもう一個の検索窓のようなものを出します。ここに結果を入力します。
③このまま空白にする事で1番目に検索したキーワードが空白になるので削除されます。
逆にスペースを消したい場合は、スペースを選択して、結果を空白にする事で無くなります。
特定ワードの一括置換
一括置換の場合は、先程の結果部分に任意の文字列を入力すると、全てそれに置き換わります。

特定ワードの中に一文字追加
これは厳密にはエディタの機能では出来ないです。ただ先述の置換を使えば可能です。
まずは、先程同様に置換したい文字列を検索にかけます。その後に置換する文字列を同じものにして、その中に手動で追加したい単語を入れ一括置換をすれば特定のワードの中に文字を挿入したものと同じ事が可能です。

以上が「vscodeで文字列を一括置換or削除する方法」でした。
他にも、同じ文字列はどのくらい使われているのか?が直ぐに分かったり、誤字脱字も見つけ易くなるかと思います。
日常的に今回紹介した置換方法を使っていると文章の構成がめちゃくちゃ早くなります。
以下の記事ではVS Codeの便利なショートカットキーをまとめてます。合わせてどうぞ。