2019年に広告収入によるアドセンス広告の設置方法に関しての回答で超有益なアップデートが存在していたので当ブログで共有致します。結論から言いますと、追尾広告は全てのユーザーに許可されて、特別な申請や承認などを必要とせず配信しても良くなりました。
情報のリソース
今回の情報のリソースは、ここ1.2年で月に何度か送られてくるようになったGoogle AdSenseチームによる収益向上施策について取り上げた正式なオンライン動画です。
この動画はYouTube上に非公開で投稿されている動画であり、 AdSenseユーザーの一部に送られているみたいです。(振り分けは分かりません。恐らくメルマガのON/OFFくらいの差かと思います。)
そのためソース元の公開はグレーかもしれないので共有出来ませんが、信頼出来る情報ですとだけお伝えしときます。
疑心暗鬼な方は、「追尾広告 AdSense」と検索すれば動画内で使用されていたPDFが公式公開されてるので確認下さい。
追尾広告はポリシー違反では無い
今までは、追尾広告を配信出来る者は AdSense側から許可を貰えた限られたユーザーのみでした。
しかし今回のアップデートで、 AdSenseからの承認、問い合わせ無しで全てのユーザーが配信可能となりました。
しかもリソース元によると「CTRが約2倍になった事例もある」といったように設置を推奨するような言い分となっています。
追尾広告とは、スクロールしてコンテンツを移動させていても常に付いてくる広告です。アンカー広告や、サイドバーに付いてくる広告などです。

他にも、常にコンテンツ裏に隠れている広告や、ポップアップで急に現れる広告も厳密には追尾広告になる。しかしこの様なものは禁止されています。
今回のアップデートで、違反で無い追尾広告の範囲は、サイドバーと画面下のアンカー広告と思っとくのが今のところ無難かと思います。
ただしその中でも細かい禁止事項が存在するので注意しましょう。
追尾広告の禁止事項
先述の「追尾広告とは?」のトピックで紹介した配置なら基本的に良いとされていますが、下記の様な配信の仕方は禁止となっていますので注意しましょう。
- コンテンツと被るのはダメ。近すぎるのもダメ。
- 許可されているのは縦スクロールのみの実践。横スクロールやマウスカーソルを追尾するのはダメ。
- スクロール意外で非表示にするのはダメ。
- 断続的な動作はダメ。
- 1ページに1個まで。
- モバイルサイトはアンカー広告のみ許可。
例)下記のようなイメージです。


個人的微妙なライン
- グローバルナビゲーションはヘッダーに固定してますが、これも追尾に含まれているのか?微妙です。
ただ追尾広告と被る場面もあったので一応取り外しました。 - トップへ戻るボタンも追尾するが、空白部分に設置して広告と被らないような設計です。これは大丈夫なのか微妙ですがとりあえずこのままに。
- 特に問題無いとの事なので、スクロール追従のウィジェットを使用して、広告を設置。(オリジナルの追尾コードで実装)
ただ本当に大丈夫かは不安。
この辺は、ハッキリとした答えが出づらい部分なのかもしれません。過剰に心配してしまう方は、情報元のサンプルコードを使用して、画面に付いてくる要素は全て消して、空白が十分にあるスペースに設置すれば大丈夫だと思います。
以上が「追尾広告の規制暖和:ポリシー違反では無いが禁止事項には注意!!」でした。
今回紹介した内容は、2020/04/22時点での内容なので今後何らかの理由で変更となる場合もあると思われます。
個人個人が常に最新情報を入手して、自己責任の元、施策を行なって下さい。