今回は作成したWEBページを検索結果に表示させない、もしくは既に検索結果に表示されているページを即座に削除する方法を紹介します。
WEB制作の仕事をしていると何かしらの事情で今すぐ検索結果から削除しないといけない事例がチラホラと出てきます。従来は検索結果はGoogleが決めているので消すか残すはGoogle次第みたいな認識が浸透していますが、実際は消すことに関しては能動的に可能です。
今回はその方法を3パターンに分けて紹介します。
noindexタグを追加する
ページが検索結果に表示されるのは大雑把に言うと、検索ロボットがページ内に来て解析し、検索結果のどこに(何番目に)配置するかを決めます。なので検索ロボットがくる事が検索結果に表示される条件です。
これをインデックスと言います。
と言うことは、そのロボットのインデックスを拒否すれば検索結果には表示されなくります。
結論、noindexタグと言われるものを使用すると検索ロボットはサイトに来なくなります。
noindexの記載の仕方は、以下のコードを<head></head>の中に入れるだけです。たったこれだけで完了です。
<meta name="robots" content="noindex">
タグを追加したのに検索結果に表示される場合は、タグを追加した後にインデックスがされていないからだと思われます。
なのでしばらく待ってからもう一度確認して見て下さい。
しかし、それでも検索結果から消えない場合もあります。なぜならnoindexは完璧なタグでは無いからです。PV数や被リンク数の多いページは検索以外での流入があり、それが影響して検索結果に残る場合があるのです。
詳しくは以下を参照して下さい。
search consoleヘルプ│noindex を使用して検索インデックス登録をブロックする
ワードプレスの場合
ワードプレスの場合は、管理画面左サイドバーの設定→表示設定のページに移動して、以下の検索エンジンでの表示の欄にチェックを入れたら完了です。

しかし、この場合はサイト内全てに対してnoindexが入ります。
個別のページ毎にnoindexを入れたい場合は、投稿ページ上で<head></head>を見つけてnoindexタグの追加を行って下さい。
サーチコンソールを使って削除
またサーチコンソールから削除申請を行う事が出来ます。
この場合は約6ヶ月間の一時的な削除ですが早急に検索結果から削除する事が出来ます。
方法は、サーチコンソールにアクセスして以下の削除のメニューに移動して下さい。

右上にある新しいリクエストとのボタンを押すと以下のポップアップが開きます。
ここのURLの入力の入力欄に削除したいページのURLを入れてから次へを押せば完了です。

例えば、当サイトのTOPページの検索結果を削除したい場合はこのURLのみを削除を選択して「https://kt-life.net」と入力します。
また当サイト内の全てのページを検索結果から削除したい場合はこのプレフィックスで始まるURLをすべて削除を選択して「https://kt-life.net」と入力します。すると上記URLを含む全ての下層ページが削除されます。
以上が「任意のページを検索結果から削除する方法」でした。
基本的にnoindexは制作段階のWEBサイトなどに使われます。なので反対に検索結果にサイトが出ない場合はnoindexタグが入ってしまっている場合があるのかもしれません。
また何らかの理由で急遽検索結果から削除しないといけない場合はサーチコンソールを使用した方法を試すと良いでしょう。
より詳しい方法を知りたい方はGoogle検索セントラルの上級者向けSEOのページを参照下さい。