今回は、巷で流行っていると言われている「No code(ノーコード)」ツールをいくつか紹介していきます。
世界ではNo code(ノーコード)がめちゃくちゃ流行していています。日本においては深刻なエンジニア不足における救世主になると非常に注目されているツールとなっています。
しかし実際に「No code(ノーコード)をやる」とはどんなことなのか?何を学べば良いのか?どのツールを利用すれば良いのか?と悩んでいる、もしくはよく分かってない人向けに今学ぶべきNo code(ノーコード)ツールをいくつか紹介していきます。
- No code(ノーコード)って何?
- No code(ノーコード)ツールはどのくらいあるの?
- どのNo code(ノーコード)ツールを学ぶべき?
No code(ノーコード)って何?
まずはNo code(ノーコード)についてを軽く説明します。
No code(ノーコード)とは、文字通り「コードが不要」すなわちプログラミング技術が一切不要でシステムやWEBサイトの作成ができる便利なツールです。
日本ではwixやジンドゥーなどがWEBサイト制作系のNo code(ノーコード)として有名です。
No code(ノーコード)で作成出来るものは、ツールにもよりますが、WEBサイト、WEBツール、アプリケーション、システム、Eコマースなどです。どれも本来ならプログラム技術が必要なもばかりですがNo code(ノーコード)を利用すれば、誰でも簡単にこれらを作成することが出来ます。
なんとNo code(ノーコード)で開発されたアプリ、サイトは2020年時点で1億以上あると言われており、2023年には5億に到達する見込みがあるそうです。
そんな今話題な新しい仕組みをNo code(ノーコード)と言います。
どんな仕組み?
具体的には、No code(ノーコード)は元々出来ているブロック(パーツ)をドラッグ&ドロップをしてパズルのように組み立てていくものが大半です。

上記の画像は「bubble」と言う今最もホットなNo code(ノーコード)ツールの最初のレッスンの様子です。
searchブロックやmapブロックをドラックしてボードに持っていき、それらのリンクや意味などを細かく設定していきます。
レッスンを少し進めていくと気付くのですが、No code(ノーコード)ツールは非常に細かい部分まで設定しないとシステム的に不備が起こるので、No code(ノーコード)もそれなりに勉強をしないと本格的なものは作成出来ないようになっています。
代表的なNo code(ノーコード)ツールは?
「ブロックを組み立てる」と聞くとWordPressが真っ先に思い浮かびますが、実はWordPressも言葉の定義的にはNo code(ノーコード)です。
また冒頭でも書きましたが、wixやジンドゥーなどもNo code(ノーコード)と言えます。
要するにプログラミングをしないでWEBサイトが作れればNo code(ノーコード)と言う訳です。
では現状代表的なNo code(ノーコード)ツールはどんなものがあるのでしょうか?
現状代表的なNo code(ノーコード)ツールは
このあたりでしょう。
最近ではAmazonが「Amazon Honeycode」というNo code(ノーコード)ツールを発表しました。
さらにGoogleは「AppSheet」と言うアプリケーション開発のNo code(ノーコード)ツールを買収し、GoogleのNo code(ノーコード)ツールと非常に注目されています。
また、Googleスプレッドシートからウェブサイトを作れるSheet2Siteという変わり種のNo code(ノーコード)ツールもあります。
他にも以下のように様々なNo code(ノーコード)ツールがあります。
上記のNo code(ノーコード)ツールはそれぞれ特徴があります。既にNo code(ノーコード)ツール業界でも差別化が盛んになり特化型が増えてきている印象です。
どのNo code(ノーコード)を学ぶべき?
沢山のNo code(ノーコード)ツールがありますが、これら全てを学ぶ必要は無いと思っています。
では何を基準に学んでいけば良いのか?
それは自身の仕事柄を俯瞰して見て「どのNo code(ノーコード)が役に立つか」で決めれば良いかと思います。
私の場合はWEBディレクターという職業柄、WEBサイトを簡単に作成出来るツールは是非とも勉強したいと思っています。
なのでWordPressは勿論の事、WebflowとBubbleは欠かせないと思っています。
No code一覧早見表
下記は各No code(ノーコード)の特徴を一言でまとめた早見表です。
WEBサイト向けNo code | 特徴 |
---|---|
Bubble | ウェブアプリケーションなど(幅広い) |
Adalo | レスポンシブ対応のWEBサイト |
Webflow | 管理画面付きで美しいサイト |
Shopify | ECサイトに特化 *日本語対応あり |
Carrd | シンプルなwebページ |
Readymag | オンラインマガジン特化 |
Sheet2Site | Googleスプレッドシートからウェブサイト |
システム/アプリ向けNo code | 特徴 |
---|---|
Bubble | ウェブアプリケーションなど(幅広い) |
AppSheet | Googleのアプリ開発No code |
Amazon Honeycode | Amazonのアプリ開発No code |
Glide | 超簡単アプリ制作 |
Octane AI | ショップ用のFacebookメッセンジャーBOT |
Thunkable | モバイルアプリ特化 |
Voiceflow | ボイスアプリ特化 |
Substack | 有料のニュースレター |
Scapic | ブラウザ上にAR/VR/3D体験を組み込む |
Retool | 社内ダッシュボード |
Dialogflow(New) | Googleのチャットボット開発No code |
絶対に学ぶべきNo code!!
そして、必ずこれだけは触っておいた方が良いと思う、おすすめなNo code(ノーコード)はBubbleです。
BubbleはNo code(ノーコード)として完成しきっています。後発のNo code(ノーコード)は基本的にBubbleのUI/UXを参考にして作られているような感じがします。(少なくとも似せにいってる感じはある)
このようなNo code(ノーコード)としてのUI/UXに見慣れるという点を考えるとBubbleを触っておけば、他のツールにも入りやすくなると思います。
しかもBubbleは、ツールを使用する際に超丁寧なレッスンがあります。
画面の指示に従って操作していくだけでNo code(ノーコード)の使い方を理解できるので、初めての人にはピッタリなNo code(ノーコード)となっています。
*しかし基本全て英語です。
そしてAppSheet(Google)とAmazon Honeycode(Amazon)は今後確実に伸び代があるNo code(ノーコード)なので今のうちに学んでおくべきでしょう。
まとめ
No code(ノーコード)は、プログラミング不要でWEBサイトやシステムが簡単に誰でも出来る。
そして今現在世界的に非常に流行っているので、今後の日本でも要注目。
しかし、プログラミングが要らないと言え学ぶことは多い。
そして今学ぶべきNo code(ノーコード)は以下。
以上が「今学ぶべき「No code(ノーコード)」ツールまとめ!!」でした。