今回は、PC版で利用しているアカウントをスマホ版メタマスク(MetaMask)にインポート(同期)する方法を紹介します。
スマホ版メタマスクにインポートするメリットとしては、以下があります。
・外出先でPCを所持していない時
・PCにトラブルが発生してメタマスクが使えない時
「シークレットリカバリーフレーズ」を確認
メタマスクを利用してる場合、「シークレットリカバリーフレーズ」(全12の単語)は既に控えていると思いますが、念の為、控えてあることを確認しましょう。また、これは「秘密のバックアップフレーズ」、「秘密のリカバリーフレーズ」とも呼ばれています。
もし、控えていない場合は以下の手順で確認できます。
メタマスクを開き、右上の3色の丸い画像をクリックして、「設定」をクリックして「セキュリティとプライバシー」をクリックします。そして「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリックしてパスワードを入力すると『全12の単語』が表示されます。
メタマスクのアプリをスマホにインストールする
以下のダンロード先に遷移してアプリをインストールします。
最初の画面で一番下に「開始」ボタンが表示されるのでタップします。次に「秘密のリカバリーフレーズを使用してインポートします」をタップします。(「シークレットリカバリーフレーズ」と表示される場合もあります。)
「MetaMaskの改善にご協力ください」の画面が表示されるので「同意する」をタップします。

アカウントをインポートする
「シードからインポート」と表示されている画面に遷移したら、「シークレットリカバリーフレーズ」を入力してアカウントをインポートします。
「シークレットリカバリーフレーズ」(又は「秘密のバックアップフレーズ」、「秘密のリカバリーフレーズ」)の入力欄があるので、控えている『全12の単語』を入力します。
その下にパスワードを入力する欄があるので、こちらも入力します。スマホ版メタマスクのパスワードはPC版メタマスクとは別に管理されるので、違うパスワードを入力しても利用できます。

起動したメタマスクにネットワークやトークンの設定をする
メタマスクが起動されます。左側の画像のように、この時点でイーサリアムネットワークとETHのトークンが表示されます。下段にツアーの案内があるので、見ない方は「いいえ、結構です」をタップします。
ツアーを見た場合、最終的に中央の画像に遷移するので左上の三本線をタップすると右側の画像になるので「ウォレット」をタップします。

ツアーをスキップ及び上の右側の画像のように「ウォレット」
タップすると下のような画面になります。

利用しているネットワークを追加します。
ウォレットをタップすると中央の画像のようにネットワーク選択画面が表示されるので、下の方の「Add a network」をタップします。右側の画像のように利用者が多いネットワークが表示されるので「Add」をタップするとネットワークが追加されます。
この一覧にない場合は、「CUSTOM NETWORK」タブをタップするとコントラクトアドレスなどの入力欄が表示されるので入力すると追加できます。(追加する情報はPC版のメタマスクで確認できます。)

最後にトークンを追加します
選択したネットワークにトークンが表示されていない場合は、左側の画像のように「トークンをインポート」をタップして中央の画像のように追加したいトークンを入力します。ここではBUSDを入力してBUSDのトークンが表示されたのでこれをタップして選択後、右側の画像のように下の「インポート」をタップします。

以上で同期が完了しました。
如何でしたでしょうか?簡単にできますね。