今回はMac版のExcelを使用して、チェックボックスを入れる方法とチェックが付いたら背景色を付ける様に連動させてToDoリスト風のシートを作成する方法を紹介します。作業時間は約20分くらいで非常に簡単なのにいろんな場面で役に立つのでぜひ活用してみて下さい。
今回紹介する記事の通りに作業をすれば最終的に下記の様なチェックが付いた行に背景色が付く簡単なToDoリストが完成します。(最後に下記のファイルのダウンロードリンクを貼っておきます。)

では早速説明していきます。
チェックボックスを入れる
まずはチェックボックスを入れる方法を紹介します。
①Macでチェックボックスを入れるには「開発」タブから入れます。開発がない場合はまずはExcelの環境設定を開きます。

②「表示」の設定を押してから、下の方にある「リボンに表示」の「開発タブ」にチェックを入れます。

③すると下記の様に開発タブが現れ、そのにチェックボックスの欄があります。

④先ほどのチェックボックスタブを選択しセルに配置します。「チェック1」のテキストは削除してチェックボックスのみにしてからセルのマスに大きさをピッタリに合わせます。

⑤この様に配置したチェックボックスはマスの右下にある「・」を引っ張れば簡単に複製出来ます。必要な分複製しておきましょう。

これでチェックボックスの配置はOKです。
チェックがあるか無いか判断
次にチェックボックスがあるのか無いのかを判断する様にする設定を行います。
①チェックボックスを2本指クリック(右クリック)して「コントロールの書式設定…」を開きます。

②チェックがあるか無いかの判断はTRUE or FALSEで判断します。それを載せる場所を選択します。今回はD列に置いていきます。

③ここまでの流れを繰り返して量産していきます。

これでチェックがあるか無いか判断はOKです。
色を連動させる
最後にチェックを付けたら色が付く様に連動させていきます。
①背景色を付けたい範囲に対して「条件付き書式」を付けます。

②「新しいルール…」をクリックして、スタイルを「クラシック」に変更。そして書式設定するセルを数式にします。

③書式入力欄に「=$D2=TRUE」を入力します。(TRUEのある場所)これで完了です。

④これで下記の様に連動する様になりました。あとは適当に装飾して見易いToDoリストにしていきましょう。

ToDoリストのダウンロード
今回紹介した方法で作成したToDoリストのExcelデータを公開します。
好きなだけいじって下さい。
以上が「【簡単】Mac版Excelでチェックボックスを入れて色を連動させる方法」でした。
正直チェックリスト単体では使う場面は無いかと思いますが、これが出来ると色んな統計情報が簡単に撮れる様になります。
是非覚えて活用していきましょう。