「LPOP」とは、ローンチが待たれるNFTマーケットプレイスである「LOLLIPOP」(2023年3月時点ではローンチ前)で利用できる通貨です。
LOLLIPOPは今後広く普及すると予想されるメタバース時代に向けて、暗号資産(仮想通貨)の扱いに不慣れな初心者ユーザーでも気軽に参入できるNFTマーケットプレイスの構築を目指しています。
この記事では、LOLLIPOPとLPOPの特徴や今後の将来性について解説していきます。
LPOPについて

先述したように、LPOPとはこれからローンチされる「LOLLIPOP」というNFTマーケットプレイスで利用できる通貨です。
NFTは新しいブロックチェーン技術として登場すると、暗号資産に変わる投資の運用先として瞬く間に注目を集めました。
そして、NFTがあらゆる場面で活用されるようになると、その可能性に着目した企業や行政が地域活性化や企業のPR活動に取り入れるなど、多岐にわたる実用的なツールとなりつつあります。
このような事からNFTマーケットプレイスの利用者は増えて行くことが予想され、LOLLIPOPがローンチされると、LOLIIPOPのNFTマーケットプレイスを使用するユーザーも増えていき、同時に通貨であるLPOPの需要も増加していくと考えられます。
更に、LOLLIPOPは既にDeFI(分散型金融)として、Swap(通貨通しの交換)やステーキング(通貨を預けることにより金利を得る)など、NFTマーケットプレイス以外のサービスを展開しており、これらの利用者がNFTマーケットプレイスへ参入することが期待できます。
LOLLIPOPの特徴
LOLLIPOPのサービス内容と特徴を紹介していきます。
LOLIIPOPのWebサイトやSNSの紹介
LOLIIPOPの各URLは以下の通りです。
詐欺サイトが横行しているので検索で表示されたものではなく下記のURLからのアクセスをお勧めします。
Webサイト:https://lollipoppool.org/
DeFi:https://swap.lollipoppool.org/#/swap
Twitter:https://twitter.com/LollipopBsc
Instagram:https://www.instagram.com/lollipop_bsc/
Telegram:https://t.me/lollipopplatform
世界最大級のNFTマーケットプレイス
急速に成長を遂げたNFTでは、その勢いにあわせるように市場であるマーケットプレイスも多数登場しました。
クリエイターやユーザーは、乱立するマーケットプレイスの中でどこを利用すべきか、判断に迷うことが増えていると推測されます。
このような状況は参入者にとってフェアな市場とは言えず、今後のNFT発展に大きな影響を及ぼし、解決するべき大きな課題の1つと言えるでしょう。
そこでLOLIIPOPは「クロスチェーン技術により異なるブロックチェーンを結合させ、それぞれのNFTマーケットプレイスがLOLLIPOPを通して1つに繋がったマーケットプレイス」の構築を目指します。
このメリットはどのようなことが考えられるか、クリエイターとユーザーのそれぞれについて挙げてみます。
- クリエイター(出品者)
- 流動性の高いマーケットを選択できる
- どこに出品しても全てのユーザーに見てもらえるチャンスが増える
- ユーザー(購入者)
- 価格の相場が把握できるため安心してより効率の良い購入ができる
- LOLLIPOP上で異なるマーケットプレイスの全ての作品を見ることが可能
これを図にすると以下のようになり、新しいNFTマーケットプレイスということだけではなく、クリエイターとユーザー、いずれにもメリットがあるマーケットプレイスであることがわかると思います。

効率的に稼げるDeFi
DeFiとは分散型金融のことで、ブロックチェーン技術により分散的に運営されている金融システムのことで、利回りの高い商品を提供される場合もあり、根強い人気を誇るサービスです。
NFTよりも歴史が古くソースコードが公開されていることにより、透明性が高いだけでなく、コードを利用することにより簡単にサービスを開発することが可能なため、多くのプラットフォームが存在しています。
先述したようにLOLLIPOPではこれらのサービスを既に展開しているのでSwapやステーキングなどで報酬を得ることが可能です。
一般(初心者)ユーザーにフォーカス
LOLLIPOPの最大の特徴は、暗号資産に馴染みのない一般ユーザーに向けて、シームレスでユーザーフレンドリーなNFTマーケットプレイスの構築を目指している点です。
LOLLIPOPのFinTechの戦略アドバイザーであるMax Cohen氏は次のように語っています。

「メタバースを誰もが利用できる世界を作るには、エンジニアや技術に詳しい人だけでなく、すべての人に使いやすいNFTマーケットプレイスを構築することが不可欠です」
引用元:https://coinpost.jp/?post_type=breaking&p=409802
これらのことから、誰でも簡単に利用できるNFTマーケットプレイスの誕生が期待されています。
多くのブロックチェーンイベントに参加
LOLLIPOPはこれまでたくさんのイベントに参加しており、そのマーケティング活動は今までのプロジェクトでは珍しいほど精力的で、最近では日本でのイベント参加も実現し、注目度が高くなってきています。
ここで2022年末から2023年3月までの活動状況を紹介していきます。
Philippine Blockchain Week

2022年11月28日〜12月2日に開催された、フィリピン政府公認のブロックチェーンイベント「Philippine Blockchain Week」に、シンガポールを拠点とする取引所であるCoinstore社と共同ブランディングで参加しました。
ブース展示の他、ブランド・アドボケーツ(自発的にブランドに対して好意的な発信などを行ってくれるファンのこと)であるChard氏が登壇するなど、多くのユーザーに向けてLOLLIPOPの活動をアピールしました。


World Blockchain Summit-Bangkok

2022年12月8日〜9日にタイのバンコクで開催された世界的なブロックチェーンサミットである、「World Blockchain Summit-Bangkok」にシルバースポンサーとして参加しました。
LOLLIPOPも専用ブースの展示やブランド・アドボケーツのChad氏が登壇し、積極的に活動をアピールし、LOLIIPOPの認知拡大につながりました。


HANEDA WEB3.0 EXPO 2023

羽田空港旅客ターミナルの建設、管理、運営を行う日本空港ビルディング株式会社のグループ会社である、株式会社羽田未来総合研究所が主催するWeb3イベント「HANEDA WEB3.0 EXPO 2023 ~The bridge to the world through tha Blockchain~」にゴールドスポンサーとして参加しました。
日本で開催された大きなWeb3.0関係のイベントでは初参加となりましたが、専用ブースにて日本人を含む多くの参加者と交流し、今回もブランド・アドボケーツのChad氏が登壇し、Web3.0の関係者へLOLLIPOPの魅力をアピールしました。


クロス新宿ビジョン広告掲載

先述したHANEDA WEB3.0 EXPO2023への参加を記念して、JR新宿駅東口の大型ビジョンにLOLLIPOPの広告が掲載されました。
日本最大の都市での広告掲載となったので、多くの人の目に止まったのではないでしょうか。
BreakingDown7

日本で最もエキサイティングな格闘技イベントの1つである、「BreakingDown7」にスポンサーとして参加しました。

このように2023年に入ってからは日本での活動も活発になってきており、日本企業との連携も期待されるなど、今後の活動に注目が集まります。
LPOPの価格推移
LPOPの取引はLOLLIPOPのDEXのみで可能となっています。
取引開始時は1LPOP/1米ドルでスタートし、当初は流動性も少なく1ドル前後を推移していましたが、流動性が活発化したこともあり2023年3月現在では1LPOP/0.24米ドル付近となっています。
また初期段階のSwapはLPOP/BUSDのペアのみでの提供でしたが、NY州金融当局によるPaxos社へBUSDの発行停止の措置への影響を考え、即座にLPOP/USDTのペアに変更し、スピーディで柔軟な対応をしユーザーへの安心感を与えました。
また、先述したように大きなイベントに参加するようになり、その認知度とNFTマーケットプレイスへの期待から、今後のLPOPの価格の推移には注目が集まると予想されます。
LOLLIPOPとLPOPの将来性について
プラットフォームであるLOLLIPOPとその通貨であるLPOPの将来性にはどのような期待がされるか、いくつかポイントを紹介します。
メタバースの時代に必要なNFTマーケットプレイス
メタバースについては様々な意見がありますが、GAFAMなどのトップ企業がメタバース事業に参入していることから、大きな期待ができると言っても過言ではないでしょう。
その中で必要不可欠になるものがNFTの存在であり、同時にNFTマーケットプレイスの活用が必然になってきます。
つまり、メタバースが誰でも簡単に利用できるようになるには、NFTマーケットプレイスも誰でも簡単に利用できる必要があります。
そこで、LOLLIPOPのような、暗号資産特有のウォレットの操作などに不慣れな、一般ユーザーでも簡単に利用できるNFTマーケットプレイスの需要は高まると推測されます。
やがて同様なマーケットプレイスを構築するライバルも登場することが予想され、ネット販売がAmazonや楽天など、多くのプラットフォームが存在するように、LOLIIPOPが1強になることは考えにくいでしょう。
しかし、技術革新を前面にPRするプロジェクトと比較した場合、LOLIIPOPの誰でも簡単に利用できるサービスは、確実に事業として成り立つプロジェクトになると期待できます。
DeFi分野の成長
2020年に始まったDeFiの爆発的な成長は今もなお続いており、DeFiのTVLは2023年3月現在で43Bドル(約6兆7千億円)を超えています。
暗号資産界隈にとって衝撃的なニュースとなったFTX事件以降、CEX(Centralaized Exchange)と呼ばれる中央集権型の取引所から、分散型取引所であるDEXへの資金移動が増加していると分析されています。
しかし、暗号資産初心者の一般ユーザーがDeFiに参入するにはとてもハードルが高く、広く普及するためにはLOLIIPOPがどこまで使いやすいDeFiとなるのかがとても重要だと考えられるので、今後のアップデートに注目していきたいです。
一般ユーザーにフォーカスしたプロジェクト
先述しているようにLOLLIPOPは、暗号資産に不慣れな一般ユーザーに対して、よりシームレスでユーザーフレンドリーなNFTマーケットプレイスの構築を目指しています。
これが実現すると、私たちの家族や友人など、暗号資産やNFTに全く触れたことがないユーザーがAmazonなどで買い物するように、簡単な操作で気軽にNFTを購入することが可能になります。
現状は知識のある一部のユーザーしかNFTを売買することができない難しいサービスですが、これが業界全体の発展の妨げとなっていると言われています。
これらのことからLOLLIPOPが行う「これから使う一般ユーザー」にしっかり目を向けた取り組みは、1歩も2歩も先を見据えた試みで、とても期待できるプロジェクトと言えるでしょう。
企業との提携
LPOPの将来性における注目の一つ目のポイントは企業との連携です。
今のところ提携している企業はありませんが、先述したような様々なイベントに参加することにより、これから多くの企業から声がかかると予想されます。
日本へのイベント参加も増えてきており、あるイベントの席上、AsterNetworkの渡辺創太氏とも名刺交換も果たし、日本企業との提携への期待も大きくなってきました。
取引所への上場
注目ポイントの2つ目は取引所への上場です。
今のところ取引所への上場予定はありませんが、フィリピンでのイベント参加の際、取引所であるCoinstore社と共同で参加したことから、Coinstoreへの上場が近いと予想されます。
これが実現すれば、より大きな取引所への上場のステップとなることも期待できます。
LOLLIPOPの懸念点
LOLIIPOPが現状抱えている懸念点を考えてみました。
取引所へ未上場
先の項目で紹介したようにLPOPは未上場であり、取引できるのがLPOPのDeFiのみで、利用できる範囲が限られています。
そのため、知名度が低く扱いにくいなどの懸念点がありますが、海外ではインフルエンサーによる発信が増えており、やがて知名度が上がってくるでしょう。

ハッキングのリスク
暗号資産を取り巻く環境でハッキング被害は大きな問題となっており、SNSなどで被害報告を見る機会が増えています。
LOLLIPOPでは、セキュリティソリューションを提供しているCertik社に監査を依頼しています。
Certikは大手DeFiが利用しているブロックチェーンプロジェクトに、スマートコントラクト・コードの監査サービスなどを提供しており、その信頼性の高さには定評があります。
従って、Certik社による監査を受けているLOLLIPOPのセキュリティ対策も信頼性の高いものと言えます。
LPOPで稼ぐ方法
LPOPを稼ぐには2つの方法がありますので、それぞれについて紹介していきます。
価格の上昇を狙う
LPOPに限った話ではありませんが、最もスタンダードなものが価格の上昇を狙うことで、価格の安い時に購入し、上昇したタイミングで利確をする方法です。
しかし、現在の暗号資産の市場は落ち込んでいる状態とも言えるのでLPOPを購入してもすぐに値上がりすることは期待できない可能性もあります。
暗号資産を購入する際はプロジェクトの将来性や本質を見極め、長期的に投資することが重要になってきます。
LPOPは今後も更なるブロックチェーンイベントなどへの参加も増やし認知度を広げていく他、大きなイベントとしてNFTマーケットプレイスのローンチも控えています。
また、取引所への上場やDeFi分野の成長など、多くの成長要因があることから価格の上昇が期待できます。
ステーキング
ステーキングは、LPOPを預けるだけで利益を得ることができる投資方法です。

ステーキングを行うと、一定期間はLPOPを引き出せなくなりますが、預けている期間の長さに応じて得られる報酬も増えていきます。
プラットフォームであるLOLIIPOPの将来性を見越して長期保有するという選択肢を取り、更に売買による利益と合わせれば二重の報酬を得ることも可能になります。
ここからステーキングの方法を簡単に紹介します。
ステーキングの始め方



ステーキングできない時の対処法



LOLIIPOPの使い方
LOLIIPOPはとてもシンプルなDeFiなので初心者でも使いやすく比較的簡単に操作ができます。
LPOPの購入方法






Price Impactについて

ウォレット開設方法
ウォレットであるメタマスクを持っていない方のために、メタマスクの開設方法と作成したメタマスクにLPOPを反映させる方法を紹介します。







まとめ
LPOPはNFTマーケットプレイスである「LOLIIPOP」で利用できる通貨です。
NFTマーケットプレイスは2023年3月現在ローンチ前ではありますが、DeFIとしては既に利用でき、誰でも簡単に収益を得ることができます。
LPOPの価格変動の要因となる特徴と将来性をまとめてみます。
- メタバースの時代に必要なNFTマーケットプレイス
- DeFi分の成長
- 一般ユーザーにフォーカスしたプロジェクト
- 企業との連携
- 取引所への上場
様々なブロックチェーンイベントへの積極的な参加や、企業のスポンサーに参加するなどの幅広い活動を通し、世界中から注目が集まってきています。
今後も様々な活動を通しLOLIIPOPへの注目度があがることによりユーザー数も増え、大きなプロジェクトへ成長することが期待できます。