今回はエンジニアやWEB担当者、一般サラリーマンにも使える検索力についてを書いていきます。
検索力=知識量といっても良いほど、今の社会で検索は非常に重要でしょう。
検索力が高いと、自分の知らない情報や技術などのリテラシーを高める事が出来ます。
また、ふとした時の気になる事を正確に知識として蓄えられたり、あれなんだっけ?と言った疑問を解決させられます。
今回はそんな場合の検索の仕方を3パターン紹介します。
基本的な検索の仕方
まず基本的な検索の仕方は以下の様なものをスペースと共に検索窓に入れるかと思います。
- キーワード
- 話し言葉
- イメージ
検索したいものが頭の中でハッキリと思い描かれている場合や、検索したい名詞が分かってる場合はこの検索方法で十分情報にたどり着きます。もしくは、これらの単語を検索窓に入れつつサジェストキーワード(関連キーワード)に自然と導かれるのでも良いでしょう。
例えば
- YouTube サムネイル サイズ
- Twitter埋め込みの幅を画面幅に合わせる方法
- WordPress → WordPress 使い方(サジェストから)
などです
しかしモヤッとしたイメージしか無い場合や名詞が分からない場合はどのように検索すれば情報に辿り付くのでしょうか?
次でその方法を紹介します。
何かが分からないものを検索
頭の中で形は思い出しているのに、その名前が思い出せない時ってあるかと思います。
このような、何なのか分からないものを検索する場合は下記の手順で情報を見つけましょう。
- イメージを言語化(キーワード化)する
- 具体的なキーワードに使える名詞を見つけ出す
- 話し言葉にキーワードを盛り込み再度検索
例えば、Snapchatが何処の会社で作られたものかを検索で見つけ出す際の流れを紹介します。
しかしSnapchatとの名前は分からない想定です。
- 黄色い アプリ チャット
- Snapchat
- Snapchatの制作会社はどこ?
結果は「Snap Inc.」だと言う事がわかります。
このように名前の分からなかったSnapchatの制作元を「黄色い」「アプリ」などのイメージをキーワード化する事で情報に辿り着きやすくなります。
また情報の正確性を高くするための検索方法として5W1Hの穴埋めが有効です。
5W1HとはWho(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を指し示す言葉です。 5W1Hを意識し文章を構成することで、伝えたい情報の主旨が明確になり、かつ過不足なく伝えることができます。 では、次項で5W1Hの構成を確認してきます。
例えば、由比ヶ浜で開催される(Where)って事は分かっており、花火大会が(What)って事も分かってる、でもWhen(いつ)の部分が分からない。この場合は5W1HのWhen(いつ)に穴が空いた状態です。ならば「由比ヶ浜+花火大会+When(いつ)」と検索すれば正確な情報が出易くなります。また由比ヶ浜の花火大会のいろんな情報を知りたい場合、残りのWho(だれが)Why(なぜ)How(どのように)を組み合わせて検索すると最終的に5W1Hの内容が全て埋まり正しい情報を理解した事になります。
情報の真偽を確かめる方法
検索をしていると、様々なサイトが色んな事を書いていて混乱してしまう場合ってあるかと思います。
この場合は情報の真偽を確かめる能力が必要になります。
どのように確かめるのかは以下の2パターンの例を参考に紹介します。
パターン①
「アドセンス 配置」と検索をかけたら”アドセンス収益が上がったおすすめ配置”の記事が検索結果に出てきました。
その記事で「一番クリックされるのは目次上のリンクユニット」との微妙な情報が書いてあります。
しっかりとデータを取った結果なのかもしれませんが、この記事のみでは信憑性にかけます。
なので情報の真偽を確かめるために先程の「一番クリックされるのは目次上のリンクユニット」との文章をそのまま検索窓にいれて検索します。するといくつか同じ事を言っている記事がある事が理解出来ます。ただ、これだけだと都合の良い検索の仕方になるので、必ずマイナスに考えた情報も調べましょう。
今回の場合は「リンクユニットはクリック率が低い」「リンクユニットは単価が低い」といった感じです。
結論はマイナス面の検索では情報は一切無く、ポジティブな検索は同じ事を書いている記事を多数見つけました。
なのでどうやら本当みたいだな…といった感じで真偽を突き詰めていきます。
パターン②
技術情報や公的情報は必ず公式ドキュメントor公式サイトの情報を参照しましょう。
技術情報の場合は「リファレンス」「公式ドキュメント」などのキーワードを組み合わせるなど
例えば、Googleの場合は「○○ Google 公式ドキュメント」など。PHPやJava Scriptなどの場合は「○○ PHP リファレンス」などです。
公的情報なら「○○ 公式」などと検索をかけてから調べましょう。
この様に3パターンの検索方法を意識して使っていくことで検索力が向上するかと思います。すなわち自分の知識量が上がっていきます。
以上が「検索力の磨き方:何か分からないものを検索して情報に辿り着く方法」でした。
最後まで読んでくださった方は是非真似してみて下さい。
ちなみに逆に考えればユーザーの検索思考が見えてくるので、SEO対策にも使える考え方です。