今回はJavaScriptで文字列を取得した際に両端の空白を取り除きたい場合に使うメソッドを紹介します。
通常テキストを作成する際に、改行やインデントを付与して空白が出来ていきます。
その時にJavaScriptで文字列を取得すると空白も1文字としてカウントされてしまいます。
それを防ぐために両端の空白を取り除く方法を学んでおきましょう。
こんな時に使います
- 文字列の両端の空白を覗きたい
難易度(MAX10 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
文字列の両端の空白を取り除く方法
文字列.trim() | 文字列の両端の空白を取り除く |
文字列の両端の空白を取り除くことをトリミングと言います。
.trim()メソッドは両端の空白を取り除き、新しい文字列を返すメソッドです。
取り除かれる空白の対象は、スペースとタブと改行文字です。
.trim()メソッドは両端の空白を取るメソッドなため、文字中の空白は取り除かれません。
使い方は以下の通りです。
const test1 = ' こんにちは ';
const Fixtest1 = test1.trim();
console.log(Fixtest1)
const test2 = 'おはようございます\n';
const Fixtest2 = test2.trim();
console.log(Fixtest2)
const test3 = 'KT LIFEです';
const Fixtest3 = test3.trim();
console.log(Fixtest3)

両端の空白と、改行コードが消えた綺麗な文字列に置き換って返答が帰って来ている事が分かります。
しかし「KT LIFE」との文字の中にある空白は取り除かれていない事が分かます。
以上が「文字列の両端の空白を取り除く方法:JavaScriptの基礎18」でした。