今回はJavaScriptで文字列を分割する方法を紹介します。
こんな場合に使用
- 文字列を分割したい
- スペース毎に分割したい
難易度(MAX10) | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
文字列を分割する方法
JSで文字列を分割する方法は以下のメソッドを使用します。
文字列.split(区分け文字*,何分割まで許容するか*) | 指定範囲内の文字列を取得する |
文字列.split(正規表現,何分割まで許容するか*) | 指定範囲内の文字列を取得する |
split()メソッドを使用すると第一引数の文字、または正規表現で区切った文字列を取得することができます。
使い方は以下のとおりです。
split()メソッドの使い方
const test1 = 'abcdefg';
test1.split('');
上記の例だと、「abcdefg」を「‘a’ ‘b’ ‘c’ ‘d’ ‘e’ ‘f’ ‘g’」と分割します。
分割数を指定しないとこの様に全てを分割します。
分割数を指定する
const test2 = 'a,b,c,d,e,f,g';
test2.split(',', 3);
上記の例だと「‘a’ ‘b’ ‘c’」と分割されます。分割数に数値を指定するとその分取得します。
この場合は3を指定しているので初めの3文字が返されます。
空白を取り除く
const test3 = 'a b c d e f g';
test3.split(/ +/);
上記の例は、正規表現を使用して空白が一つ以上あれば分割するといった方法です。
この際に区切りに用いた/ +/は配列内に反映されていないことに注意が必要です。
const test4 = 'a b c d e f g';
test3.split('');
上記の様に正規表現を使用せずに全てを分割しようとすると、空白を取得してしまいます。
以下の画像は上記の正規表現を使った返答と、使用していない返答です。

以上が「JSで文字列を分割する方法:JavaScriptの基礎22」でした。