今回は、Googleの画像検索内に意図しない写真が表示されてしまった時に、意図的に削除する方法を紹介します。
基本的にGoogleの検索結果はGoogleの判断で表示しています。なので、消すも残すも基本はGoogle次第なのですが、画像検索に関しては意図的に削除する方法が用意されています。その方法を紹介します。
画像検索から画像を削除する方法
画像検索から画像を排除する方法は2つの方法があります。
- robox.txtから削除したいURLパスを送信する
- Search consoleから一時的に削除する
それぞれ解説します。
robox.txtとは、Googleの検索エンジンロボットに指示を出す事が出来る、txtファイルです。
有効な指示には決まりがあるが、今回の要件である画像検索からの削除は機能します。
Search consoleでは、URLの一時的な削除が出来ます。画像検索で表示されている画像にもURLは存在するので、そのURLを申請すれば削除可能です。
次では各々の手順を解説します。
robox.txtで画像を削除
まず、以下のリンクからrobox.txt作成ツールに移動して下さい。
*Search consoleのプロパティを使用するのでSearch consoleの登録が必須です。
リンクに移動したら、削除したい画像が存在するドメインのプロパティを選択して下さい。すると以下の画面に移動します。

そこに以下のテキストを追加します。
User-agent: Googlebot-Image
Disallow: /images/example.jpg
Googlebot-ImageとはGoogle画像検索専用の検索エンジンロボットです。それに対して/images/example.jpgの画像を「許可しない」と書いています。するとexample.jpgの画像は削除されます。(タイムラグは生じる)
プロパティ内の全ての画像を画像検索から削除したい場合は、Disallowの値に「/」だけ入力すればOKです。
User-agent: Googlebot-Image
Disallow: /
更に、robox.txtでは「*」をサポートしているので、特定の種類の画像を全て削除する事も出来ます。また、文末に「$」を付けて終わりを示す事も出来ます。以下の場合は、様々なファイル内に入ってる.gifデータを全て削除します。
User-agent: Googlebot-Image
Disallow: /*.gif$
Search consoleから一時的に削除する
Search consoleから画像を一時的に削除するには、以下のツールを使います。

上記のURL入力画面にて「このURLのみを削除」をクリックして「https://…………/images/example.jpg」と画像のURLを入力すれば削除出来ます。この時は相対パスでは無く絶対パスで入力します。この場合は「example.jpg」のみ削除されます。
この「プレフィックスで始まるURLを全て削除」をクリックして「https://…………/images/」と画像ファイルのパスを入力すればimagesファイル内に入っている全ての画像を削除する事が出来ます。
この方法を使用すれば、すぐに画像を削除する事が出来ます。しかし、一時的な削除なので約3~6ヶ月で戻ってしまう事があります。なので元に戻る前に先に紹介したrobox.txtでの削除を実行することをおすすめします。
以上が「Googleの画像検索から任意の画像を削除する方法」でした。
今回参考にしたサイトは以下です。
