今回はWEBサイト上で良く見かけるスライドする要素はなんと言う名前なのか?由来と共に紹介します。
日頃いろんなWEBサイトを見ていると8割くらいは下記の様な見た目で横にスライドする要素があると思います。これってなんて言う名前なんでしょうか??

なんとなく「スライダー」「スライドギャラリー」「横スクロールブロック」とか、それっぽい名前が色々ありますが。
何が正しいのか良く分からない状態になっている感じがするので今回の記事で、この名称をはっきりとさせたいと思います。
WEBサイトに良くある横にスライドする奴の名前
WEBサイトに良くある横にスライドする奴の名前について調べていたらネット上では以下の様に呼ばれていました。(いろんな呼ばれ方をしすぎてもっと良く分からなくなりますね。。。)
カルーセル | スライダー(slideshow) |
カルーセルスライダー | カルーセルパネル |
スライドギャラリー | 横スクロールブロック |
結論を先に言うと「カルーセル(carousel)」が最も正しい呼ばれ方でです。
「カルーセル」の名前の由来は「回転木馬(メリーゴーランド)」です。
当たり前ですが、メリーゴーランドは回転しているので自分が乗った場所にいつか戻ってきますよね?
“元いた場所に戻れる”と言うのがこの言葉の分かれ目だと思っています。
カルーセルとスライダーの違い
「スライダー(slideshow)」でも意味は通じますが、スライダーは行き止まりがある線のイメージです。
反対に「カルーセル」は一生ループできる円のイメージです。
WEB上にあるカルーセルは常に右方向のボタンをクリックしていても開始地点に戻ることができると思います。
要するに回転している円のイメージです。
メリーゴーランドの様に円を回って元いた場所に戻れるスライダーを「カルーセル」と言います。
よって最も正しい表現は「カルーセル(carousel)」です。
と言うことは
「カルーセルスライダー」は意味は通じますが「円なのに1本線」みたいで日本語的におかしいですね。
「カルーセルパネル」はカルーセルはパネルでない場合もあるので使い方が限定されます。
「スライドギャラリー」も意味は通じますが限定的です。「横スクロールブロック」は幅が広すぎて何とも言えないです。
以上が「WEBサイトに良くある横にスライドする奴の名前は何?」でした。
ちなみに最近閉園された豊島園にあったメリーゴーランドの名前は「カルーセルエルドラド」と言い、ここでも「カルーセル」との言葉を使っています。