今回は、Bing Web マスターツールに登録する事がいよいよ大事になってきたかもしれない話をしていきます。
いつもの様にGoogleアナリティクスのデータを覗いて見ていると、いつもなら数%程度しか流入がなかったBingからの参照元が20%くらい増えていました。
急に何なのかと原因を探究していたら私の中である真実に基づいた仮説が生まれたので一刻も早く共有していきたいと思います。
Googleで障害発生が起きていた
んん?検索結果がおかしい。。。
Gメールが使えない。。。スプレットシートが共有できない。。。Gsuiteで障害だと!?!?
今日は仕事で色々とおかしな事が起こり苦労しました。
先日、Googleのコアアップデートが実施されたと思われた検索アルゴリズムの変動は、Google検索エンジンのバグだった事が明らかになりました。現状、検索結果の障害は暖和されたとの発表はあるが、いまだに一部の検索結果で今までに無い変な表示の仕方は残っています。
さらにGoogleの主要サービスの一つであるGsuiteで致命的な障害が起きていました。
*今はもう全て直っています。
以下はGsuiteの現状のパフォーマンス状況が一目で分かるステータスダッシュボードです。
障害が起きるとオレンジの点になります。
検索結果に続き、Googleのサービスが止まってしまうと、WEB業界で働く人にとっては致命的です。
今回の障害で私も実際に仕事が止まってしまい、冷や汗をかきました。
そこでようやく気づいたのですが、Googleと言う一つのプラットフォームだけに依存するのは危険だと感じました。
スプレットシートやメールソフトは、Excelやマック標準のメールソフトで、すぐに代用は出来るのでそこまで痛手は追わなかったが、検索エンジンに関しては今まで本当にGoogle検索にのみ依存していたのでどうやっても解決出来ません。
今後、もし同じ様な事が起きたことを想定して、それでも耐え抜くサイトを作成するために、別の検索エンジンにも対策をするべきだと私は主張します。
Google依存は怖い
今回の障害もそうですが、最近Googleが色々と話題になっているニュースが多いように思えます。
個人的にも世間的にもGoogleが最も使いやすく、一番好きだと感じていると思います。しかし中には問題になってしまったことを嫌い離れてしまうユーザーも少なからずいるのかな?と感じました。
その時にGoogleのみに依存したやり方でブログやWEB運用をしているといずれ大きなダメージを受け兼ねません。それはなるべく避けたいので今のうちにマルチに対策していくべきでしょう。その一つとしてMicrosoftの検索エンジンのBingを使った対策も少しずつ行うべきだと感じています。
Bingからの流入が大幅にアップ
検索結果のバグが起こった実際の日にちを見ると、WEBサイトへの流入でBingからのアクセスが今までの4倍くらいまで上がっていました。実際の数値の公開は控えますがグラフでは完全な右肩上がりです。

BingはMicrosoftが開発している検索エンジンで世界的に有名ですが、日本ではほとんど使用されていません。
ただし、もしGoogleが使えなくなったらBingを利用するのは理解出来ます。
要するに、Bingは日本に置いて、2番目の地位には確実にある検索エンジンだと言えます。
実際に、今回のGoogle検索エンジンの障害によってBingからの流入が増えたと言う数値を目の当たりにすれば納得いただけるでしょう。
そう。Googleの次にはBingがあります。Googleが使えなかったらBingを使います。
もし今回の様な障害がもう一度起きてしまったら、、、Bingに対してしっかりと最適化しているサイトは確実に生き残れるでしょう。
いますぐBing Web マスターツールに登録しよう
GoogleではGoogle search consoleに登録する事で検索エンジンに自身のサイトの存在を知らせる事が出来ます。
Bingでは、Bing Web マスターツールと言うツールを使用する事でGoogle search consoleと同じく検索エンジンにサイトの存在を知らせる事ができ、Bingでの検索結果のデータを取得する事が出来ます。
つまりSEOです。
登録方法は非常に簡単です。
Bing Web マスターツールにアクセスして以下のアカウントでログインしましょう。
(おすすめはGoogleアカウントです。)

そして自分のサイトを以下の2種類の方法のどちらかで追加します。
この時、Googleアカウントでログインしておけばサーチコンソールの情報をインポート出来るのでワンクリックで色々と済ます事ができ、非常に楽に登録が出来ます。

(サーチコンソールを登録していない方はまずはそちらを登録しましょう。また先にBingを登録したい方はBing Web マスターツールの公式ヘルプを参照して下さい。)
これだけで完了です。
さらにBIng側では独自にサイトを検証、デバックをして色んな提案をしてくれるので、その内容に沿ってWEBサイトを修正していくだけで最適化は出来ます。
今までサーチコンソールだけでは気づかなかった部分とかもあるので、シンプルにありがたいツールだと思いますので登録しといて損はありません。
今後Googleで同じ様な障害は無いと信じていますが、100%無いとは言い切れないので、検索結果に対して何かしらのリスクヘッジが必要だと思いBing Web マスターツールに登録をおきました。
ブログ運営は大半の場合がSEOに依存してまうので、今回の様な検索エンジン最適化の多様性は重要なのではないでしょうか。現状Googleが絶対王者というのは変わりは無いが、Googleのシェア率が100%になることは基本的には無いと思います。なので微々たる流入でもBingに登録しとくことは意味のある事だと感じています。
そして今後、GoogleとBingの差はどうなるかは誰もわかりません!!